「クレームを受けて、今まで楽しいと思ってやっていた接客が怖くなってしまった……。」と不安な気持ちになったことはありませんか?実は接客業で働いている人のほとんどが、一度は経験していることです。
なぜ怖いと感じてしまうのか、原因と克服方法見つけて改善し、乗り越えていきましょう!
目次
接客が怖いと感じる原因は?
アルバイト中に一度苦い思いをしてしまうと、二度も経験したくないので、つい臆病になってしまいがちですよね。サービス業界で働く人が、実際に経験した「接客が怖い」と感じるきっかけとなったエピソードと対処法をみていきましょう。
クレームを受けた
接客が怖くなってしまった原因のほとんどが、お客様からクレームを受けたとき。
たとえばお客様から受けた注文が間違っていたクレームを受けた場合、オーダーを取るのが怖くなってしまったり、間違ってないかな……と不安になったりしますよね。
オーダーを受ける時にしっかりと復唱して、間違いのないように確認すれば、このトラウマも改善できるはずです。
接客を拒否された
一生懸命に心を込めて接客をしていたのに、上手に対応できずにお客様に不愉快な思いをさせてしまい、その方から、自分ではなく他のスタッフに対応してほしいと言われてしまったケース。
面と向かって「店員を替えてくれ」とお客様からいわれるのは、ショックで自信がなくなってしまいますよね。
まずは接客力を向上させたいと感じた方は、ぜひこちらの記事をご一読ください。
ミスを繰り返してしまった
ご提供する料理をお客様の机に持っていったところ、ご注文内容を聞き間違えていたことが判明。作り直して運ぼうとしたが、焦っていたので途中で人とぶつかり、お料理をひっくり返してしまった……こんな失敗はありませんか。
一度のミスならなんとか挽回できたかもしれませんが、連続で失敗してしまった時はやり切れない気持ちでいっぱいですよね。
お客様に謝罪し、すばやく新しい商品を提供することも大切ですが、失敗を繰り返さないこともも重要。一つひとつの仕事を丁寧に確認しながら、ゆっくりおこなうようにしましょう。
接客に関して注意を受けた
ランチタイムの忙しい時間帯に無意識でお皿を乱暴に置いてしまい、お客様から「接客が雑だ」と指摘を受けてしまった………これも疲れているときに起こりがちですね。
しかし、忙しいことを理由に雑な接客をしてはいけません。お客様からの注意を素直に受け止め、どんな時でも丁寧な接客をおこないましょう。
レジの会計時にお釣りを間違えて渡した
お会計を待っているお客様で列ができて焦ってしまい、お釣りを間違えてクレームを受けた場合は、お店の信用問題にも関わります。焦る気持ちはわかりますが、ミスをしないためにもメニューの確認・お釣りの確認はしっかりおこないましょう。
電話対応を失敗してしまった
慣れるまでが大変な電話対応。自分が電話に出る機会が少ないと、対応に戸惑ってしまいますよね。電話口でクレームを受けたときの対応は、難しいかもしれません。
電話応対のロープレをしっかりとおこない、本番でもスムーズに対応できるようにしましょう。
どうやったら克服できる?

失敗を恐れたままでは、前へ進めませんよね。もう一度、接客と向き合い、自分自身の成長へとつなげるためにも、一歩踏み出してみましょう。
何がいけないのか、原因を突き止める
まずは「怖い」という気持ちを克服するために、
「どうしてそのようなことが起きたのか」を考えてみましょう。自分の「接客態度」が悪くて相手に不快感を与えてしまったのか、スタッフ不足やオペレーションなどの「環境」が悪くて引き起こしてしまったのかなど、
原因を見つけて改善していかないと、克服への第一歩は踏み出せません。
自分が「接客が怖いな」と感じ始めるきっかけとなった出来事を思い出し、その原因と改善策を探していくことが大切です。何が原因かわからない場合は、仲間や経験が豊富な先輩に質問・相談し、アドバイスを貰うことも改善への道へつながるでしょう。
接客を怖いと思う前のことを思い出す
これまでに、失敗をバネにしてスキルアップし、沢山の成功を勝ち取ってきた経験があると思います。今は接客が怖いと思っていたとしても、楽しいと思う瞬間もあるでしょう。その楽しかった時間や嬉しかった瞬間を思い出し、もう一度挑戦してみましょう。
下記の記事では、飲食店に向いていないのかな……。と悩んでいる人に向けた解決策を解説しているので、ぜひご一読ください。
楽しいと感じる瞬間を探そう!
「接客が怖い」と思う瞬間もあるかもしれませんが、「楽しい」と感じた出来事も沢山ありますよね。「接客が楽しい」という気持ちを思い出して、積極的に取り組みましょう。
お客様から褒められた
お客様から直接褒められることは、最高の喜びと達成感を味わえる瞬間ですよね。
接客を担当したお客様から「あなたのお陰で楽しかったよ」と帰り際に声をかけてもらったり、「あなたの明るい接客に元気をもらったよ」と感謝の言葉をいわれたりすると嬉しいですよね。お客様から感謝されるような接客を目指しましょう。
上司から褒められた
お客様から褒められるのも嬉しいですが、店長や社員・アルバイトの先輩から「今日の接客は、テキパキできていて良かったね」「あなたがいるとスムーズでやりやすい」など、自分の頑張りや存在価値を認めて評価してもらえると、達成感とやる気が湧いてきますよね。
上司からの評価が、時給のアップやタイトルアップにつながることが多いので、新たな目標も生まれ働く時間も充実していくでしょう。
お客様が自分の接客で商品を注文してくれた
注文を迷われているお客様に、「〇〇は今の季節限定なのでオススメですよ!」といった紹介をした後に、お客様が「じゃあ、食べてみようかな」と注文してくれたら嬉しいですよね。
お客様が求めているものを上手にサジェストできるよう、日頃からアンテナを張って、情報を仕入れておきまよう。
まとめ

- 失敗から学んで成長し、その先の喜びを噛みしめよう!
- 接客が怖いと感じても、逃げ出さずに向き合うことが、成長への第一歩!
- 挫けそうな時こそ、「接客から得る幸せ」を思い返して、エネルギー充電!
どんな人でも、沢山の失敗を経験して成長していきます。「失敗は成功の基」というように、どんな失敗でも今後につながると考え、克服していきましょう。失敗も含め、さまざまな経験を通してお客様に喜んでもらえるような接客ができるといいですね。