飲食店独特の挨拶がわからない方へ!覚えて得する業界用語24選!

すでに飲食店で働いている方はご存知かもしれませんが、
出勤した時、朝も夜も「おはようございます」って挨拶するという話を聞いたことはありませんか?

飲食店のアルバイト未経験者であっても、自分が働き始めた時に先輩が普通に使っていれば、それに習って「おはようございます」という挨拶をするようになるかと思います。
しかし、実際によく考えてみるとなぜ時間帯がバラバラなのにもかかわらず、挨拶が「おはようござます」という朝の言葉で統一されているのでしょうか。

今回は朝でも「おはようございます」というフレーズを使うや、働き始める前に知っておきたい挨拶や専門用語について解説していきます。

基本的に出勤時の挨拶はおはようございます!が多い

もちろん、理由を知らずに使い続けても問題はないのですが、何も知らずに使っているより、理由を知っていた方が挨拶に気持ちを込められるのではないでしょうか。
「おはようございます」という挨拶が使われるようになった理由というのは諸説あります。その中でも特にメジャーな説を3つご紹介しましょう。

根拠その1. 1日が始まるときの挨拶だから

1日の始まりというのは、通常朝ですよね。そして、朝の挨拶は「おはようございます」です。しかし、夕方からの勤務や深夜勤務の人にとって1日の始まりは夜だという場合もあります。そのため、その日が始まるタイミングで本来の1日の始まりである朝にいう挨拶を使うようになったのが由来の一つといわれています。

根拠その2. 唯一敬語で言える挨拶だから

日本で一般的に使われている挨拶はいくつかありますが、そのほとんどが敬語として区別されている言い方が無い挨拶です。「こんばんは」や「こんにちは」は目上の人にも、友達にも同じようにしか言い表せませんよね。

その点、「おはようございます」は「ございます」がつくことで敬語として認識できます。
飲食店のアルバイトは、目上の人や上司、同僚など違った立場の仕事仲間に挨拶をするため、敬語で使える「おはようございます」が使い勝手がよく、いつでも使用されるようになったという説も有力なようです。

根拠その3. 「おはようございます」の由来は歌舞伎界?

1日のどんな時間帯でも「おはようございます」という挨拶を使うルーツは歌舞伎界だという説もあります。
歌舞伎の公演というのは、1日を通して何度も行われるため夕方近くに楽屋入りする演者も存在します。そのため、お互いに「お早いお付きでご苦労さまです」という気持ちを込めた「おはようございます」を使うようになったといわれているのです。

なぜ挨拶が大切なのか

飲食店の勤務というのは、人が思う以上に体力を使う仕事です。ホールスタッフは常に店内に目を光らせ、お客様の要望にこたえるために気持ちを張っていなければなりません。
料理やドリンクも重たく、腕に負担がかかるものを何往復も持ち運ばねばならず、へとへとになってしまうこともあるでしょう。キッチンスタッフも、重い調理器具で料理を作り続けるというのはかなり重労働となります。

けれど、疲れた顔で接客を行うのは問題ですよね。
そこで、お互いに元気にあいさつをすることで疲れた、という気持ちを吹き飛ばして、仕事を行うという環境づくりをするのです。

病は気から、という言葉がありますが、人は露骨に元気のない態度の人を見ていたり、自分が疲れた態度を取っていたりするとどんどん元気がなくなってしまいます。
疲れている時こそ、明るくさわやかな挨拶をして店舗に活気をもたらしましょう。

接客8大用語

飲食店の接客用語

接客8大用語とは、飲食店やサービス業で日常的に使用する挨拶用語をまとめたものです。この挨拶は、お客様に気持ちのいいサービスを受けていただくために、必須の項目ばかり。接客をさせていただき、満足してもらうためには一番初めに覚えなければなりません。

1.「いらっしゃいませ」

お客様を店舗にお迎えするときに使う言葉です。
ご来店いただけたことに対する感謝を伝えるために、明るい笑顔ではきはきと発音しましょう。

2.「かしこまりました」

お客様からなにか頼まれごとをされたり、ドリンクのお代わりを頼まれたときに使う言葉です。「分かりました」というとフランクすぎるので、気をつけてください。

3.「失礼いたします」

お客様のそばを通る場合や、料理を配ぜんするときに使いましょう。
基本的に、人のパーソナルスペースは両手を広げたくらいの範囲といわれています。そのパーソナルスペースに侵入するときはどんな場合でも一言添えることをお勧めします。

4.「少々お待ちください

お客様の要望に対してお待ちいただく場合に使う言葉です。
焦った雰囲気を出さないよう、普通のトーンで落ち着いて話してください。

5.「お待たせいたしました」

会計や配膳をする際には、お客様が少ししか待っていなくてもこの言葉を添えることが大切です。また、店側の都合でお待たせしてしまった場合はより真摯にお詫びの気持ちを込めるトーンで伝えましょう。

6.「申し訳ございません」

お客様にご迷惑をかけてしまった時には、必ずこの謝罪の言葉を使ってください。例え自分とは直接関係のないミスだとしても、店舗全体でお詫びするつもりでいることが、クレームにならない秘訣です。

7.「恐れ入ります」

接客をしているとお客様になにかお願いをしなければいけない時もあります。
例えば、クレジットカードでの支払いではサインを書いてもらわなければならないことがありますよね。そんな時には、お願いします、などではなく「恐れ入ります」という言葉を使うようにしましょう。

8.「ありがとうございました」

感謝の気持ちをお伝えするときに使用する言葉です。
お客様が帰る際はもちろん、なにかおほめの言葉を頂いた時には丁寧なお辞儀と高いトーンで挨拶しましょう。

飲食業界用語16選

1.「バッシング」

バッシングとは、飲食店においてお客様の食べ終わった食器類を下げる時に使う業界用語です。一般的にはお客様が帰った後に、使い終わった食器やグラスを片付ける時に使用します。

使用例:「3番テーブル、バッシングお願いします。」

2.「チュウバシ/プレバッシング」

お客様が帰った後にする片づけをバッシングと呼ぶのに対して、まだお客様がテーブルで食事をしているときに食器類を片付けることを「チュウバシ(中間バッシング)」や「プレバッシング」と呼びます。
空いたお皿がテーブルにあると見栄えも悪く、次の料理がおけなくなるので定期的にチュウバシをすることが大切です。

使用例:「デザートを出す前に、チュウバシしてきてね」

3.「リセット」

お客様が帰った後、テーブルの上を拭いたり、調味料や食器を整えておくことを「リセット」と呼びます。特に繁盛店や忙しい時間帯はすぐに次のお客様を迎えられるように素早いリセットが求められます。バッシングとリセットは大抵同じタイミングで行われます。

使用例:「1番テーブル、リセットできたら教えて」

4.「シルバー」

食器類の中でも、ナイフやフォーク、スプーンなどは「シルバー」と呼ばれます。西洋ではかつて、毒殺に使われる毒薬に一番反応するのが「銀」だといわれていました。そのため、食器類には銀が使われることが非常に多く、そこから現代でもこれらの食器を「シルバー」と呼ぶ慣習が生まれたといわれています。

使用例:「シルバーの数が足りないからすぐに用意して持ってきて」

5.「ダスター」

「ダスター」というのはテーブルの上を拭く布巾やぞうきんのことです直接的な掃除用品の言葉は不快感を感じさせてしまう場合があるため、この名称で呼ばれています。

使用例:「お客様の使ったおしぼりはダスター代わりにしちゃだめだよ」

6.「カスター」

飲食店のテーブルには、塩コショウなどの調味料やつまようじ、ハシといった食器がセットになった容器が置いてありますよね。あれをまとめた名称が「カスター」です。

使用例:「カスターの中身はちゃんとチェックして補充してください」

7.「○○番」

番号を隠語に使うのは、比較的メジャーな業界用語です。多くの飲食店では、1番=昼休憩などの長い休み・2番=15分程度の短い休み・3番=トイレ休憩といった使い方がされています。
ただし、店舗によって番号が違ったりするので自分が働く場所のルールを確認しておきましょう。

使用例:「1番(休憩)入ります。/3番(トイレ)行ってきます」

8.「五木さん/太郎さん」

食材を扱う店舗ではどうしても発生してしまうゴキブリの被害。しかし、お客様が食事をしているときに「ゴキブリ」という言葉を使うのはNGです。そんな時に使われる業界用語が「五木(いつき)さん」や「太郎さん」のような名前のような隠語なのです。
これなら、人前で話していても誰か同僚が来たのかな?と思われる程度で済みますよね。

使用例:「3番テーブルに五木さんご来店です。」

9.「キャッシャー」

「キャッシャー」とは、お客様がお会計をする場所および、会計をする係のことを指す用語です。飲食店では取り扱う金額が高額になるため、その日のキャッシャーを決めている場合が多いです。言葉の由来は、レジの正式名称「キャッシュレジスター」からきています。

使用例:「今日からあなたもキャッシャー担当に入ってもらうね」

10.「兄貴」

生鮮食品を多く使う飲食店では、仕入れた食品は「先入れ先出し」が鉄則です。入ってきた食品を先に使ってしまうと、いつまでも古いものが処理されず傷んでしまいますよね。そんな食品の管理に使われるのが「兄貴(アニキ)」という隠語です。

特に居酒屋などで多く使われるこの言葉は「古い食材」という意味。「古いのから使って」なんて声がお客様に聞こえたら嫌な気分になってしまう、という気遣いから生まれた言葉です。

使用例:「サラダに使う野菜、兄貴から使ってね」

ちなみに、新しい方という意味で「弟(オトウト)」という言葉を使うお店もありますよ。

11.「山/川」

これも居酒屋や寿司屋などでよく使われている隠語です。「山」はその商品が品切れ、という意味で、反対に「川」はその日のおすすめ商品という意味で使われます。
「山」という言葉の由来は、お寿司屋さんが発祥なんだとか。その日仕入れたネタが無くなる=海のものが無くなるということから、海の反対、山が使われるようなったと言われています。

使用例:「ハツとタンは山だから注文受けないでね、川のレバ塩おすすめしておいて」

12.「アイドル/アイドルタイム」

アイドルやアイドルタイムという用語は比較的さまざまな飲食店で使用されています。どの業態でも共通して「来客の少ない比較的暇な時間帯」という意味で使われているので覚えておきましょう。
アイドルといっても、テレビに出ているアイドルが由来ではありません。「間をとる(あいだをとる)」から生まれたという説や、英語との「idle(仕事がない状態)」という単語から派生したという説などがある業界用語です。

使用例:「アイドルタイム入ったから、先休憩取ってくれる?」

13.「ノーゲス」

お店によっては「ノーゲ」などとも言われるこの言葉、初めて聞くと何のことかさっぱりですよね。これは、「No guest」を略した隠語で、言葉通りお客さんが店内にいない状況を指しています。
開店中に使用されることもありますが、閉店後に使う場合は店内にお客さんが残っていないかの確認作業としても用いられます。

使用例:「ノーゲス確認しました」

14.「ヒヤタン」

飲食店に入った時、一番初めにおしぼりと一緒に出てくるお水、それが「ヒヤタン」です。語源は、「お冷を入れるタンブラー」を略したもの。
和食屋などで温かいお茶を出すときは茶タンと呼ばれることもあるようです。

「使用例:ご新規テーブルにヒヤタンとおしぼりお願いします。」

15.「トレンチ/プラッター」

「トレンチ」はもともと、飲み物を運ぶ銀色のお盆を指す言葉でしたが、現在では使用するトレイ全般を指す言葉になりました。プラッターという言い方もありますが、これはトレンチよりもさらに大きな長方形、楕円形のトレイのことを指します。

使用例:「例えドリンク1杯でもトレンチを使ってね」

16.「パントリー」

厨房側ではなく、ホール側に用意されている杯全台を「パントリー」と言います。ホールスタッフはここでヒヤタンの準備をしたり、料理を配ぜんするための用意を行います。お客様から見える場合もあるので、常に整理整頓を心がけましょう。

使用例:「パントリーに使用済みダスターを置きっぱなしにしないでください」

専門用語は慣れる!!

さて、今回は基本的な挨拶の用語から飲食店でしか扱われていない隠語までご紹介しました。実際に意味や理由に触れてみて、数の多さに覚えきれないかも…という感想を抱いた人もいるのではないでしょうか。

しかし、専門用語というのは実際に働いて使っていくうちに覚えていくものです。最初は言葉の意味が分からずあたふたしてしまう場面もあるかもしれません。どんな場面でも対応できるようご紹介した用語を復習し、先輩に質問したり、周りの様子を見たりすることで専門用語に慣れていきましょう。

そうすれば、いつか必ずまるでベテラン店員のように専門用語を使いこなせる日が来るはずです!

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