アルバイト中のつまみ食いはNG!どんな罪に問われるのかを徹底解説

つまみ食いをする女性店員

飲食店では料理の材料や完成品、廃棄になった商品など沢山の食材が管理されています。毎日料理や食材と関わっていると、少しぐらい食べても平気なのでは?と思ってしまうかもしれませんが、飲食店における「つまみ食い」は
大きな問題に発展することもある重大な違反行為です。

つまみ食いに対する意識をあらためて、周囲のバイト仲間にも注意できるように、店にもたらす損害や刑罰について学んでいきましょう。

なぜつまみ食いはいけないの?

ふとした気の緩みでつまみ食いをしないように、なぜつまみ食いは許されないのかという理由を知っておくことが大切です。
飲食店でつまみ食いが禁じられている理由には、大きく分けて2つ挙げられています。

衛生面の問題

盛り付け前の料理や下ごしらえ中の食材に手をつけると、触った部分に雑菌が付着します。飲食店の調理スタッフは、仕事に入る前の清掃や手洗い・調理中の衛生管理になどに細心の注意を払っていますよね。

つまみ食いによって雑菌を料理に広げてしまえば、一生懸命働いているスタッフにも、お客様にも迷惑をかけてしまいます。

食中毒発生の危険性

食中毒トラブルは飲食店にとって、もっとも避けなければならない問題です。もし大規模な食中毒事件に発展すれば、その店は一定期間営業を停止し、再発防止に努めなければなりません。

ちょっとした出来心からのつまみ食いが、店全体を揺るがす大きな事件になってしまう可能性があります。

仕入れの問題

飲食店の食材は毎日の売上や客数、そのシーズンごとに売れる料理の販売量によって、細かく仕入れの金額・食材の種類が決められています。食材の原価は飲食店の利益に直結するので、繁盛店を作るためにも決して軽んじてはいけません。

もし責任者の知らないところで食材をつまみ食いしたり、注文にない料理を勝手に作って材料を消費したりすると、その日の売上と食材の消費具合にずれが生まれ、その後の仕入れにも無駄が出てしまう可能性があります。

売上にもつながる

つまみ食いをしてずれた分の食材が廃棄ロスとして計上されれば、せっかく売上を上げてもその日の利益率は低下してしまいます。
少しのつまみ食いでも、積み重なれば大きな損失になることをよく考えて、食材と向き合うようにしましょう。

どんな罪に問われるの?

手錠をかけられた手

つまみ食いをしてしまい、それがバレたらどんな罪に問われるのでしょうか?

もし「店長にちょっと怒られるくらいかな」なんて思っているのなら、それは大きな思い違いです。従業員のつまみ食いが発覚した場合、警察沙汰になり、法律で罰せられることもあるので注意しましょう。

窃盗罪

店舗で管理している食材は、店が経費を使って仕入れた店の所有物です。他人の所有物・占有物を無断で使用・持ち出しした場合、刑事事件では窃盗罪にあたります。これは、店舗と従業員という関係でも変わりません。

つまみ食いは「人の持ち物を盗んで食べる」行為なので窃盗罪の定義にあてはまり、10年以下の罰金、または50万円以下の懲役とされています。

横領罪

つまみ食いに該当するもうひとつの罰則が「横領罪」です。
窃盗罪と混同されがちな横領罪ですが、
この2つには盗んだものが「他人の所有物」か「自分が保管・管理していた他人の所有物か」の違いがあります。

わかりやすく説明すると、店内の冷蔵庫にある作り置きの料理を勝手に食べてしまえば「窃盗罪」になり、イベント出品のために管理を任されたお弁当を勝手に食べてしまうと「横領罪」に。

横領罪にはいくつか種類がありますが、働いている場所でおこなう悪質性の高いつまみ食いの場合、業務上横領罪が適用されるケースが多いので、刑罰は10年以下の懲役が科せられます。

解雇

店舗の中にはつまみ食いだけでは警察に通報せず、社内で刑罰を与えるといった場合もあるでしょう。

会社が従業員を解雇する場合は、解雇予告手当を支払うか、30日前に予告を出さなければなりません。しかし不正行為による解雇は
懲戒解雇と呼ばれ、労働基準監督署の除外認定があれば解雇予告手当も30日前の予告なく、すぐに解雇できます。

転職活動にも影響が

悪質なつまみ食いによって解雇処分になった場合、退職金の支払いも除外されたり損害賠償請求をされたりすることもあります。
そうなってしまうと転職活動中に解雇理由を聞かれたときに、悪い印象を持たれやすくなるでしょう。

廃棄品でもNG!

お店の所有する食材、料理のつまみ食いは絶対にいけない理由を説明しましたが、賞味期限切れや売れ残りで廃棄になった料理についてはどうでしょうか。廃棄品が店にあるうちは、あくまで店の所有物なのでつまみ食いは禁止されています。

一度ゴミに出してもNG

では、一度ゴミに出したものを外で拾うのはどうでしょう。
お店の所有物ではありませんが、多くの飲食店は雇用契約で「従業員が廃棄品を食べる・持ち帰る」ことを禁止しているため、規則を破るということに変わりはありません。

なぜ廃棄になったのかを考えよう!

廃棄品は飲食店側が厳正なチェックで「もう食べられない、衛生上良くないもの」と判断したもの。それを勝手に食べるということは、食中毒や病気のリスクを高めることにもつながります。

「まだ食べられそうなのにもったいないな……」という気持ちもわかりますが、廃棄品のつまみ食いは止めて、廃棄品削減方法を探していきましょう。

まとめ

日の丸弁当

今回は、飲食店の食材や料理を勝手に食べてしまう「つまみ食い」について解説しました。

  • つまみ食いは食中毒のリスクや経費のロスを増やす危険な行為
  • つまみ食いが発覚した際には、窃盗罪・横領罪に問われ懲戒解雇となる場合もある
  • 捨てられた廃棄品でも勝手に食べてしまうと就業規則違反となる可能性がある

この3つがこの記事で重要なポイントです。つまみ食いは店舗、お客様、自分自身と、誰にもプラスの効果を生みません。

どうしてもおなかがすいてしまう場合は、まかないがないを食べたり、休憩中に食事を注文したりといった工夫で、お店の料理を楽しみましょう。

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